1. 開講講座

    • 経済政策総論/経済政策

    • 菅沼 健司

  1. 開講月・開講期

    東京 5月期 第1期

  2. 開講コード

    DA09

  3. スクーリング単位

    2

【関連するDP・CP】
(DP=ディプロマ・ポリシー :学位授与に関する方針)
(CP=カリキュラム・ポリシー:教育課程の編成・実施に関する方針)
DP-1 DP-2 DP-3 DP-4 DP-5 DP-6 DP-7 DP-8
CP-1 CP-2 CP-3 CP-4 CP-5 CP-6 CP-7 CP-8
               
オープン受講 不可
授業概要 本講義では、経済政策の中でも、都市・地域を対象とする政策を扱う。理論面では、応用ミクロ経済学としての、都市経済学および地域経済学の概念を学習し、経済学のアプローチから、都市や地域をどのように捉られるかを学習する。また実証面では、わが国の都市や地域において、これまで打ち出されてきた各種の施策を概観すると同時に、足もと実際に生じている様々な問題や、これらの問題への対処策について学習する。
学修到達目標 都市や地域を対象に行われている経済政策について、理論と実証の両面から、都市・地域に関する経済政策の理解を深める。それぞれの政策が、経済学の観点からどのような意図を持って行われているかを理解するとともに、それらの課題とありうべき改善策について、自身の考えを持つことができる。
授業方法

・オンデマンド(月~金)

Classroomにて配布する講義ノート及び指定の参考書に基づいて、オンデマンド講義形式で行う。

・対面授業(土日)

Classroomにて配布する講義ノート及び指定の参考書に基づいて、対面講義形式で行う。
履修条件 「経済学概論」と「経済原論/経済学原論」の中でも、特にミクロ経済学分野を中心に履修していることが望ましい
教科書・参考書等
書名 種別 著者名 出版社名 発行年 必要度
都市と地域の経済学 参考書 黒田達朗, 田渕隆俊, 中村良平 有斐閣 2008  
都市・地域経済学への招待状 参考書 佐藤 泰裕 有斐閣 2023  
入門都市経済学 参考書 浅田義久, 山鹿久木 ミネルヴァ書房 2023  
都市経済学(第2版) 参考書 金本 良嗣, 藤原 徹 東洋経済新報社 2016  
           
           

備考

全てを購入する必要はありません。講義資料は、これらの教科書を元に作成します。
通信教育教材
書名 種別 著者名 出版社名 発行年 必要度
           
成績評価基準
内容 割合(%)
最終課題 60
小テスト 40
   
   
   
課題に対するフィードバックの方法 各回の課題(小テスト)については、講義内でまとめてフィードバックする。
授業相談(連絡先) 授業の前後に行う
授業計画

・オンデマンド(月~金)

授業内容 (理論編)
第1回:イントロダクション
講義概要の説明、都市と地域を取り巻く環境の概説
第2回:理論①
「都市集積」「都市システム」を理論面から説明
第3回:理論②
「産業立地」を理論面から説明
第4回:理論③
「不動産・人口移動」を理論面から説明
第5回:理論④+小テスト①
「都市交通」を理論面から説明
小テスト①(対象は第2~5回)
事前学修 学修時間:5時間
参考書などを確認し、「都市集積」「都市システム」「産業立地」「不動産」「人口移動」「交通」といった、都市経済学の理論に対する関心を深める

学修時間

10時間
事後学修 学修時間:5時間
講義資料の確認や小テストの振り返りを通じて、「都市集積」「都市システム」「産業立地」「不動産」「人口移動」「交通」といった、都市経済学の理論に対する理解を深める

学修時間

10時間

・対面授業(土日)

1日目 授業内容 (歴史編、実証編<産業>)
第6回:歴史①
都市と地域を対象とする過去の経済政策を、格差是正の観点から学習する
第7回:歴史②
都市と地域を対象とする現在の経済政策を、地方財政の観点から学習する
第8回:歴史③+小テスト②
都市と地域を対象とする将来の経済政策を、各種課題の観点から概説する
小テスト②(対象は第6~8回)
第9回:実証①
産業連関表を用いて、サプライチェーンにおける都市と地域の関係を学習
第10回:実証②
地方経済の産業に関するゲストスピーカー講義
2日目 授業内容 (実証編<人口、交通、不動産>)
第11回:実証③
都市の人口問題(人口減少、一極集中)の現状と背景を学習する
第12回:実証④
都市の人口問題に関するゲストスピーカー講義
第13回:実証⑤+小テスト③
都市と地域における交通問題と施策を学習する
小テスト③(対象は第9~12回)
第14回:実証⑥
産業連関表を用いて、サプライチェーンにおける都市と地域の関係を学習
第15回:最終試験(全範囲)
事前学修 学修時間:10時間
(歴史)参考書などを確認し、都市・地域に関する経済政策への関心を深める
(実証)参考書などを確認し、都市・地域に関するテーマ別(産業、人口、交通、不動産)の課題への関心を深める

学修時間

20時間
事後学修 学修時間:10時間
(歴史)講義資料の確認や小テストの振り返りを行い、都市・地域に関する経済政策への理解を深める
(実証)講義資料の確認や小テストの振り返りを行い、都市・地域に関するテーマ別(産業、人口、交通、不動産)の課題と施策への理解を深める

学修時間

20時間